月: 2020年7月

ロダン美術館。世界的な彫刻家が最後に愛した場所。

 パリ、セーヌ川の南側にある7区。金色のたまねぎのような廃兵院「アンヴァリッド」のすぐ隣りで、世界から絶えまなく人々が訪れる場所がある。それがロダン美術館。そう、日本でも「考える人」の彫刻で有名なあのロダンのミュージアムだ。当初こ...

近現代美術の世界的殿堂、ポンピドゥーセンターへ。

パリには国立の美術館が18ほどある。そのうちフランスをはじめとするヨーロッパおよび周辺エリアの総合美術を扱う美術館は3つ。それがルーブル美術館、オルセー美術館、ポンピドゥーセンター近代美術館だ。そしてそれぞれ受け持つ時代が決まっている。&n...

コロナ禍で閉鎖のルーブル美術館が7月6日より再開。

フランスで2020年夏までに3万人以上もの死者を出した新型コロナウィルス。ご存じの通り、フランス全土でロックダウンとなり、美術館もすべて扉を閉めた。5月11日にはロックダウンが解除され、小さな美術館から徐々に再開されてきたが、いよいよ6月下...

パリ新都心<ラ・デファンス>は屋外彫刻の宝庫。

パリ中心部の美しさは、19世紀頃を中心にした都市大改造のたまもの。オスマン様式と呼ばれる石造りの街並みは世界に知られ、パリらしさの象徴となっている。そんなパリにも新都心エリアなるものがある。シャンゼリゼ通りをそのまま、凱旋門をぬけてまっすぐ...